「出生率低下で“高卒の価値”が高まる未来へ──塾が果たすべき役割とは?」

少子高齢化

■ 少子化は止まらない──最新の出生率データから

先日、厚生労働省が発表した2024年の合計特殊出生率は1.15と、過去最低を記録したというニュースが話題になりました。
子どもの数が減り続ける中で、社会の構造も少しずつ変わっていくことが予想されます。

少子化が進むということは、若者の「希少性」が高まるということ。
そして、「高卒」という学歴・ステータスが今まで以上に社会で意味を持つ可能性がある、と私たちは考えています。


■ 高卒でも“就職できる”時代がくる?

AI・自動化・人手不足が進行する中で、「高卒でも戦力になる」若者に企業が注目しています。
事実、近年は高校生の新卒採用枠の拡大や、インターン制度の導入が進んでおり、大学進学だけが“正解”という時代ではなくなりつつあります。

しかし、これはすべての高校生にチャンスがあるという話ではありません。


■ 求められるのは「指示待ちじゃない高校生」

企業が求めているのは、以下のような資質を持つ若者です。

  • 自分で考え、動ける力(=思考力+行動力)

  • 挨拶・マナー・報連相などの社会性

  • 苦手なことに向き合う粘り強さ

  • 情報を使いこなすスキル(ITリテラシーなど)

これは、どれも“偏差値”では測れないものです。
逆にいえば、「勉強が得意じゃないから…」と自信を失っていた子でも、磨いていける力だということです。


■ 敬進塾が今後力を入れていきたいこと

当塾では、学力向上だけでなく、「社会で通用する高校生」になるための準備を、これからさらに強化していきます。

たとえば、以下のような取り組みです:

  • 小さな成功体験を積み上げる「スモールステップ」学習
     → 成績アップだけでなく、「やればできる」を実感する機会を提供

  • 思考力・表現力を育てる演習やディスカッション
     → 答えのない問いに向き合う力を鍛える

  • 定期的な個人面談による目標設定と振り返り
     → 主体的に行動する習慣を定着


■ 教育が変わる、社会も変わる。塾も変わる。

「いい大学に行けばいい会社に入れる」という時代は、もう過去のものかもしれません。
これからは、「自分で考え、動ける力を持った若者」が強い。

敬進塾では、勉強の先にある“未来”まで見据えた教育を提供していきます。
成績アップはもちろんのこと、どんな社会でも生き抜ける力を育てる場として、地域の子どもたちに伴走していきます。