自己肯定感を奪う言葉に気をつけたい

 

自己肯定感を奪う言葉

 「なんでできないの?」

「また間違えたの?」

「ちゃんとやったの?」


親や先生として、つい口にしてしまうこれらの言葉。

けれども、繰り返し言われた子どもは「自分はダメなんだ」と感じ、少しずつ自信を失っていきます。


子どもたちは日々、たくさんのプレッシャーと向き合っています。学校の授業、宿題、テスト、人間関係…。

そんな中で、大人からかけられる言葉は、本人が思っている以上に心に残るものです。

とくに成績が伸び悩んでいる子どもに見られるのが、「どうせ僕なんか…」という自己否定の言葉。

この背景には、「失敗=怒られる・責められる」といった思い込みが隠れていることも少なくありません。

もちろん、親も教師も「良くなってほしい」「成長してほしい」という願いがあるからこそ、厳しい言葉が出てしまうのです。

ただ、努力の過程や少しの進歩を認める言葉があるだけで、子どもの自己肯定感はぐっと育ちます。


例えば、思ったような点数が取れなかったときでも、

「前よりも字がていねいになったね」

「ここはしっかり考えられているね」

といった声かけがあれば、子どもは次も頑張ろうという気持ちになれます。

自己肯定感は、学力や結果の前に育てたい大切な「心の土台」です。

これがある子どもは、失敗しても立ち上がる力を持ち、自ら学ぶ意欲も持ち続けます。

学習塾として、私たちも「できた」を積み重ねられる場をつくりたい。

そして同時に、「大丈夫、君はできるよ」と信じる言葉を届けたいと思っています。

大人の言葉には、それだけの力があることを、忘れないようにしたいですね。

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